新造船プロジェクト「デイブレイクス ベル - DAYBREAK'S BELL」(ヤマニシ S-1100番船) 2016年5月17日進水 2016年9月7日竣工
海上を航行する船の大敵、錆を防ぐ為、船の部位によって様々な船体塗装が施されます。ブロック搭載前のブロック段階で行われる塗装をブロック塗装。ブロック搭載後、溶接によってブロック同士をつなぎ合わせた後に行われる塗装は区画塗装と呼ばれ、溶接部分の塗装を行います。進水前には外板の塗装をおおよそ完了させます。
区画塗装により溶接部分が徐々に塗装され、ブロック同士の繋ぎ目も徐々にわからなくなってゆく。
喫水標とバルバスバウマークが塗装された船首部分。喫水標は船体が水面下に沈んでいる深さを示す目盛り。バルバスマウマークは水面下の船首の形状(球状船首)を表す。
船の燃料消費量削減の為、船底塗料には「超低燃費型 A-LF-SEA」を採用。コケやフジツボなどの付着物を防ぐ。
細かいところまで人の手によって作業が行われる。白のマークは中のタンクの位置を示し、外側からタンクの区切りがわかる。
ファイナルドックにて重査(船のトン数を量る)を行った後、最終塗装が行われ船体全体を綺麗に仕上げます。