新造船プロジェクト「デイブレイクス ベル - DAYBREAK'S BELL」(ヤマニシ S-1100番船) 2016年5月17日進水 2016年9月7日竣工
新造船スペック / specification
船名 |
デイブレイクス ベル |
総屯数 |
7,971 T |
載貨重量屯数 |
5,280 T |
主機 |
MAN B&W 8S46ME-B 8.5 / 11,040 KW |
航海速力 |
20.5 KTS |
ランプウェイ |
両舷後部 30.0 m × 7.0 m 50 T |
[主寸法]
全長 |
149.00 m |
垂線間長 |
140.00 m |
全幅 |
23.80 m |
深さ |
7.50 m(フリーボードデッキ) |
|
17.30 m(アッパーデッキ) |
満載喫水 |
6.80 m |
甲板名 |
デッキ高さ (クリアハイト) |
積載能力 |
ヘッドレスシャーシ (13m) |
乗用車 (Semi Compact Car) |
No.1 Deck |
2.1 m |
- |
172台 |
No.2 Deck |
2.1 m |
- |
193台 |
No.3 Deck |
4.2 m |
50本 |
- |
No.4 Deck |
3.8 m |
- |
112台 |
No.5 Deck |
2.1 m |
- |
62台 |
No.6 Deck |
2.1 m |
- |
61台 |
合 計 |
50本 |
600台 |
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造船の軌跡 Phase1. 開発・設計
生産工程の第一段階として、造船所で船の主要寸法(長さ、幅、深さ、喫水)、概略配置、主機及び必要馬力など、船主の希望に沿った性能及び構造の基本設計を策定し、基本となる初期の設計図を作成します。
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造船の軌跡 Phase2. 起工式
2015年11月11日(水)、宮城県石巻市にある株式会社ヤマニシの造船所に於いて、RO/RO式 一般貨物船(同造船所 第1100番船)の起工式が執り行われました。
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造船の軌跡 Phase3. 資材の加工・小組立
設計図に従って発注された鋼材は、切断、曲げ行程を経て、組立に必要なサイズ、形状に加工されていきます。
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造船の軌跡 Phase4. 中組立
中組立の行程では、部材の重量が小組立で取り扱っていた数トン程度から、数十トン程度と、大型化していきます。
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造船の軌跡 Phase5. 艤装工事
艤装とは、航行に必要な設備、部品を取り付ける工事のことで、主に船体艤装、機関艤装、電気艤装に分類され、船体工事と並行して地上で行われる先行艤装と、建造ドック、または進水後に岸壁に係留して行う船内艤装の2つの行程があります。
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造船の軌跡 Phase6. 大組立・ブロック搭載
船体をいくつかの「ブロック」に分け、作業のし易い工場内やブロック置き場で各ブロックを作り、各ブロックを船体に組み立てる方法を「ブロック建造法」と言います。
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造船の軌跡 Phase7. 船体塗装
海上を航行する船の大敵、錆を防ぐ為、船の部位によって様々な船体塗装が施されます。ブロック搭載前のブロック段階で行われる塗装をブロック塗装。ブロック搭載後、溶接によってブロック同士をつなぎ合わせた後に行われる塗装は区画塗装と呼ばれ、溶接部分の塗装を行います。
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造船の軌跡 Phase8. 命名進水式
2016年5月17日(火)、宮城県石巻市にある株式会社ヤマニシの造船所に於いて、RO/RO式 一般貨物船(同造船所 第1100番船)の命名進水式が執り行われました。
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造船の軌跡 Phase9. 岸壁艤装工事
2016年5月17日の進水後、艤装岸壁に係留された本船は船内艤装が行われます。
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造船の軌跡 Phase10. 海上試運転
船内艤装が完了すると、各装置の作動試験として海上試運転が実施されます。実際に海上を走らせて、速力試験や操舵機・主機・航海計器の性能チェックなどが行われ、設計通りの性能を満たしているか様々な検査が行われます。
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造船の軌跡 Phase11. 新造船レセプション
弊社 RO/RO式一般貨物船「デイブレイクス ベル」が来る9月7日より北航路(川崎~追浜~仙台~苫小牧~八戸)に就航するに先立ち、新造船「デイブレイクス ベル」レセプションを開催致しました。
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造船の軌跡 Phase12. 引渡式・安全祈願祭
2016年9月7日、株式会社ヤマニシ、艤装岸壁 デイブレイクス ベル 操舵室に於いて、新造船"デイブレイクス ベル"の引渡式・安全祈願祭が行われました。
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造船の軌跡 Phase13. 本船見学会
引渡し後、川崎港、苫小牧港、八戸港にて「本船見学会」を実施致しました。本船は北航路(川崎~追浜~仙台~苫小牧~八戸)に"ちとせ"の代替船として就航致します。
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造船所 / shipyard
株式会社ヤマニシ
1971年、海運業界の要望に応え石巻工業港に大曲工場(7万余坪)を開設。2,300G/T台船を新設し直ちに建造を開始。東北トップクラスの造船工場として、現在は16,000G/T、1,200 G/Tの各新造船台と修理用18,000 G/Tドック、1,000 G/T、500 G/Tの各修理船台を有しています。
新造船台 |
巾 |
× |
長 |
|
|
能力 |
第2号建造船台 |
22.5 m |
× |
117.4 m |
|
|
1,200 GT |
第3号建造船台 |
28.0 m |
× |
166.0 m |
|
|
16,000 GT |
修理船台 |
巾 |
× |
陸上部長 |
× |
水中部長 |
能力 |
第1号A修理船台 |
12.5 m |
× |
63.0 m |
× |
- |
1,000 GT |
第1号A修理船台 |
12.5 m |
× |
57.0 m |
× |
80.0 m |
500 GT |
修理船台 |
巾 |
× |
長 |
× |
深 |
能力 |
ドライドック |
36.0 m |
× |
170.0 m |
× |
8.0 m |
18,000 GT |